浄土真宗本願寺派 西楽寺

ご挨拶

 こんにちは、西楽寺 第19世住職 林 教信です。

西楽寺は1629年創建時は300件の門信徒をかかえる寺院でしたが、先の大戦の松山空襲で本堂が全焼。その後、住職もおりましたが きちんとした再建 をせぬまま、一時期無住職状態になり、西楽寺は廃寺寸前でした。
平成6年に前住職である父が入寺した折から、強制的な寄附は一切集めず、法要で御供えいただきましたお布施で少しずつ再建しておりましたので、現在も立派な本堂や庫裡はありませんが、今後も強制的な寄附は求めないやり方での寺院運営を行ってまいります。

昔ながらの寺院門信徒の考え方は現代の方々に合わないと考えております。寺院は長い伝統を当たり前のように押し付けるのではなく、お釈迦さまの本質である、目の前の現実の世界に対してどうあるべきか、を常に模索し続ける心が大切と考えております。予測不能な世の中において、現代の人々は効率性や生産性を強く求められています。それに対して、仏教の教えを軸に、もっと自由な価値観を提案し、歴史的にご縁を結んで来て下さった門信徒の方々はもちろん、新たにご縁を求めて下さる方々(まだお寺を探している方・お寺に期待していない方にも選ばれるよう)に「聞法」を経糸とし、そこに集う方と様々な実践活動の緯糸を通して、それぞれの人生という織物を仕上げていくお手伝いをし、地縁・血縁が薄れていく中、新たなる縁「寺縁」を結い直し。人生において心が温かくなれるようなお手伝いが出来るような寺院を目指したいと考えております。

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